SOLUTION

アイデア開発のワークショップで、こんな問題を抱えていませんか?
インサイトはたくさん見出せたが、実現可能性に縛られてしまい最終的なアイデアに新しさを感じない・・・
逆に、盛り上がってアイデアは拡がったけど、実現可能性が低いものばっかり・・・

アイデア開発において、実現可能性のコントロールを間違えると、思ったような成果に結びつきません。
そんな状況を招かないためのデコムの「技術カード」を紹介します。

IoTを活用したイノベーションを進めるネスレ日本

・成熟した市場では、商品を良くすることで解決できる顧客の問題は限られてきた。

・これまでは食品の場合、味を良くすること、家電製品では機能を高めること、つまり商品のイノベーションが中心だった。
しかし、品質や利便性における課題は、すでに解決されつつある。

・残るは、サービスのイノベーションだ。

・コーヒーマシンがインターネットにつながれば、マシンによるストック管理と自動発注が実現できる。
ユーザーは、在庫を気にする煩わしさや自分で買いに行く手間から解放される。

・ネスレとしても、需要予測の精度が高まり、販売機会のロスも防げる。

ネスレ日本のCEO高岡氏は、このような趣旨のことを述べています。

ニーズとシーズの接点がアイデア

ニーズ側にインサイトがあります。
シーズ側には、技術があります。
アイデア開発に必要な情報は、このふたつです。

インサイトだけでは不十分です。

社内の技術と社外の技術

多くのワークショップで、技術の情報が登場しないのは、ある程度、社内の技術については分かっている、という暗黙の了解があるためです。

しかし、社外の技術情報に関しては、どうでしょうか。

何らかの情報提供が無ければ、インサイトと結びつけて新しいアイデアを生み出すことは困難です。

「技術カード」の活用

そこで、「技術カード」を活用するのです。

限られた時間でテンポよく進行するワークショップで使用するものですから、文系のマーケッターが見ても、ピンとくるものでなければなりません。

「技術カード」の作成プロセス(社外の技術情報の場合)

1)技術カテゴリーを決める
経済産業省の技術分類などを参考に特定します。

2)情報収集する
いくつかの方法があります。
・当該技術カテゴリーに精通している編集者やライターからの情報収集
・デスクトップリサーチで収集する

3)技術カードを作成する
「事例」と「技術」の2段組で作成されます。

※社内の技術カードは、研究所の方に協力して頂き、作成します。
ここでは説明しませんが、依頼の仕方にもコツがありますので、お尋ねください。

「技術カード」の取り扱い方を間違えるとアウト

情報のインプットの順番には十分に気をつけてください。
必ず、インサイトから始めてください。
「技術カード」から始めてしまうと、とくに社内の技術情報に引っ張られてしまい、新奇性のあるアイデアづくりが困難になってしまいます。

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