2019.12.12

製品ではなく、消費者にとっての意味をリニューアルする方法とは?

あなたの事業領域に、消費者が求める価値は時代とともに変わっていきます。ターゲットの価値観や行動の変化をいち早く捉え、新しい価値に再定義することで、ビジネスの持続的な成長が実現できます。

では、その変化をどのように捉えれば、新しい価値を定義できるでしょうか。それは、製品や競合から離れて、人間を見に行くことです。既存の価値の延長ではない、新しい価値を感じさせるn=1のお気に入りの行動や最高の体験に着目するのです。このシンプルでパワフルな方法をご紹介します。

価値を再定義してから、製品やプロモーションを最適化する

ロウソクの消費量が右肩上がりです。なぜでしょうか。新しい価値の再定義に成功したからです。ロウソクはその昔「部屋を明るくする」という価値を提供してきました。それを「部屋を暗くして食事のムードを演出する」「心が癒される」という価値に再定義したのです。再定義された価値に最適化するかたちで「香りの立つキャンドル」などの製品が開発されました。モノとしてはそれほど大きく変わっていませんが、消費者の生活の中での意味=価値が新しくなったのです。

この例から分かるように、新たな価値創造に、必ずしも大きなモノのイノベーションが必要なわけではないのです。それよりも重要なのは、消費者が求めている価値を見つけ出し、その価値に製品やプロモーションを最適化させていくことなのです。

再定義すべき価値を見つける方法とは?

製品や競合から離れて、人間を見に行きましょう。競合や市場の動向、新しい技術などから一旦離れて、いま人が価値を感じていることは何か、そこでどのような行動をしているか。既存の価値の延長ではない、新しい価値を感じさせるn=1のお気に入りの行動や最高の体験に着目するのです。

着目した価値を、これまでの既存の価値と対比するかたちで端的に表現します。再定義された価値に製品やプロモーションを最適化させるようにアイデアを導き出すのです。

デコムでは、いま人がお金と時間をかける生活領域を14に定義し、それぞれの領域における消費者の新奇性のある行動を調査しています。心理学の投影法を活用したWebリサーチによって、大量のn=1の情報を効率的に収集することができます。その大量の情報から新しい価値を見つけ出したり、その一般性を評価したりする独自の手法を確立しており、多くの実績があります。

関連記事

【連載3回目】デコム入社1年目 ぴかりんの新奇事象と初対面してみた!

2019.12.17

インサイトフルな組織に必要な7つの要諦とは?

2019.12.17

【連載5回目】デコム入社1年目 ぴかりんの初心者なりに4観点を思考してみた!

2020.01.08