2020.06.10

【連載17回目】デコム入社一年目 ぴかりんのデジタルシェルフについて語ってみた

皆さんこんにちは、自販機になかなか千円札が入らないと「なんか馬鹿にされている気が・・・」とおもってしまうぴかりんです。
なんでしょう、あのイラっとする感じ・・・。

前回までのぴかりん
【連載16回目】デコム入社一年目 ぴかりんのシェアリングエコノミーについて語ってみた

さて、今回も「今更周りにきけないよ・・・当たり前マーケティング講座」です!

今回の言葉は、【デジタル・シェルフ!】
メーカーさんなどは耳なじみのある言葉ですよね!「あぁ~!はいはいはい!知ってる知ってる!・・・たぶん」という方も是非ぴかりんと一緒に学んでいっていただければと思います。

棚割とゴールデンゾーンとPB

棚割・・・それは商品を買ってもらう上で非常に大事な言葉です。どこに陳列されるのかで消費者が商品を手に取ってくれる可能性は天地の差があるといっても過言ではありません。商品を消費者が手に取りやすい位置のことを【ゴールデンゾーン】と呼びます。メーカーさんとしてはこのゴールデンゾーンに商品を置いてもらいたいし、小売店としては売れ筋商品をゴールデンゾーンに置くことで売り上げの予想を立てるというわけです。

これまでは、競合商品と棚を取り合っているという状況で、いかにしてライバルより、いい位置、より多いスペースを取るということが主流だったわけですが、しかし、そこにある巨大なライバルが出現したのです。それがプライベートブランド通称PBです。メーカーを介さないので商品を安く売ることが出来ちゃうんです。さらに消費者心理としては、「味が大体おんなじなら安い方がいいね!」なんてことも発生してきています。

デジタルシェルフ3

皆さん、お近くのスーパーに行った時のことを思い出していただきたい・・・。
「あれ、この商品こんな位置にあったっけ?」なんてことありませんでしたか?実はこれ「PB商品が売れれば、商品の仕入れコストも下げられるし、利益も出る。一石二鳥じゃないか!」と今PB商品の棚占有率がかなり上がってきているんです。

これでは大変!このままでは、メーカーの商品がどんどん少なくなっていってしまいしまいにはPB商品だけの棚になってしまいます!
なんとかして、PBにも負けない棚割りを獲得しないと、自社の売り上げにも響いてします。。。。

とここで重要になってくるのがネットの世界。小売店はPBばかりおくなら、メーカー自身もネットの世界で小売り店舗になって商品を売ってやろう。これがいわゆる、Direct to Consumer、よくいうD2Cってやつですね。

え?それってみんなやってるし、今更珍しいこと?と思うかもしれないですが、実はだいたい10年くらいまでは、小売りは小売り、メーカーメーカー、卸は卸で、お互いの垣根を越えて商売はしないというのが暗黙のルールだったようで、もしはみ出そうものならば、周りからは大変なバッシングをうけ、会社つぶされるかもと大騒ぎだったそうです。

あ、これ、ほんとかウソか知らないですが、部署のお局で元ECの小売業をやってた方から聞きました!10年前はぴかりんはまだ高校生でしたからね!汗

そして、もう1つの戦い方として、注目されてきたものが、ネットでの評判!それこそ最近【ネットで話題!】とか【大人気女優○○さんも太鼓判!】なんて言葉を見かける事ありませんか?

そう、リアル店舗でメーカー商品を出してくれないならネットの評判で勝ちに行こう!という戦略です。これもまた、ひと昔まえは、リアルの店舗、リアルの棚、テレビCMこそが主流の戦場でしたが、いまや店舗、いや、世間はネットの評判を無視できない時代。リアルの棚からおいだされてしまった商品は、楽天、Amazonなどデジタルシェルフで人気を博し、再びリアルの棚にも返り咲く、という現象が起きているんです。いやぁ、実にたくましい雑草のような根性。ぴかりんも見習っていきたいものです。

 

デジタルシェルフと口コミ

デジタルシェルフはデジタルにおける棚の事。
Amazon、楽天市場、など大手ECモール内にて、どこにどのくらい棚を確保しているかのシェア率なんかも最近はメーカーの商品における指標になったりもしているようです。

ネットの世界は一見無限のようですが、やっぱりAmazon、楽天市場、など大手ECモール内にてどこにどの程度の掲載されているかによって売上が全然違ってしまうんです。なので、ここでもメーカーはいい棚取りをするための努力がかかせませんね。詳しいアルゴリズムについては公表されていませんが、Amazon、楽天市場などにおいても、口コミの良さ、つまりは商品の評判のよさというのが1つ重要なカギとなってくるようです。

こんなに口コミが重要なら「必ず!星を!!上げる!!!」な発想になりますよね!なるべく多くの星をもらえるように【この商品どうでしたか?レビューいただければクーポン券プレゼント!】だったり人気youtuberが「最近これを使ってるんですけど、これ使うとお肌の調子が良くって・・・」と様々な方法でネットを使って商品の評判アップを狙っているわけです。

しかしここで悪い奴らが出てくるんですよ・・・。ステルスマーケティング通称ステマというやつです。これは商品を使っている消費者ではなく関係者などが口コミを上げるためにする戦略です。もちろん発覚すれば「この口コミ嘘かよ!」と大炎上は避けられません。事実多くの企業がステマがばれてしまい評判を落とす事案が発生しています。

とはいえ、最近ではモール側もこう言った動きを規制するために、ユーザーの実態を認証するような仕組みをつくったり、不正に対して厳しく取り締まるような動きも盛んになってはきているので、口コミが多い=ステマとはいえず、やはりある程度の信用度のある指標だということは言えると思います。

ぴかりんが愛してやまないTrend banKにもこんな記事が掲載されていました。まずはメガトレンドから!
デジタルシェルフ1

ネットの口コミをもとに商品を買う人がなんと2人に1人いるというこのご時世。非常にネットでの口コミが重要になっていることがうかがえますね。他にも、料理屋さんや美容院等々・・・いろいろなところで口コミがありますよね。初めて行く料理屋さんも「星1つよりは星4つのほうが良いよね」てなりますもんね。

お店だけではありません、これは一商品にも言える事ですね!

デジタルシェルフ2

これはTrend bankに載っている新奇事象です。「なんだよこれ、当たり前になってきてるんでしょ?」と思ったあなた。これを行っているのは76歳のおばあちゃんですよ。そう、今ではスマホやPCに疎いなんて言われていた、ご高齢の方もネットを使って商品の口コミを見る時代。しかも、悪い評価を参考にするなんて、デコムが欲望マンダラで言っている、人のデビルな部分というのをしっかりと参考にされていらっしゃる、デコム社員の鑑のようなおばあちゃんですね!

欲望マンダラについて詳しく知りたい方はこちら:資料『デビルインサイト』

また、コロナ禍により消費構造の変化・ECシフト企業においても急加速をもとめられています。不要不急の外出が禁止されている中での実店舗を持つことは毎月の地代家賃を考えても大きなリスクだったりもします。そして、あの自粛の日々の中、みなさまはネットでのお買い物にどのくらいお金を使われたでしょうか?
今後ますますこの「デジタルシェルフ」のシェアについても競争が激化していきそうな予感ですね。

今回は、「デジタルシェルフ」について語らせていただきました。いや~しかし、実は口コミに踊らされてるのでは・・・?なんてこれを書きながら思ってしまったぴかりんですが・・・。皆さんはどう思われますか?

私の上司は「星5の店舗より星3の店舗のほうが料理美味い説」を唱えており、人の感覚ってわからないなぁと思っている今日この頃でございます。

さて、マーケティング用語を次々と自分のものにしていくぴかりん。さて次はどんな言葉を勉強するのでしょうか?

がんばれぴかりん、負けるなぴかりん。ぴかりんの成長はまだまだ始まったばかり・・・。

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