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【プレスリリース】
デザイン思考や消費者理解に必須のスキル
“インサイト発見能力”を
客観的に評価する方法を開発~人材育成プログラム『インサイトフル』がバージョンアップ~

企業研修として導入可能な1パッケージ3カ月の人材育成プログラム『インサイトフル』がバージョンアップしました

※本記事は、2023年3月のプレスリリース記事からの転載です。

本サービス提供開始の背景「求められる“インサイトを発見する能力”」

経済産業省が政策検討のために設置した第4次産業革命クリエイティブ研究会で これからのデザイン(広義のユーザー価値創造)人材には「インサイト(人の持つ潜在的な課題や気持ち)を発見する能力」が求められているが、その能力が備わっている人材が十分ではないことが報告されました。

「インサイトを発見する能力」が、新たなユーザー価値を創造する上で重要になっている背景には、次のような環境変化が上げられています。
・高度に均質化した商品/サービスにより物質的な欲求は概ね満たされている
・社会構造も複雑化している中で、ユーザーの欲求が多様化/深層化してきている

そのような企業の要請がある一方、「インサイトを発見する能力」を組織的に底上げする体系的な研修プログラムは、ほとんど提供されていません。

・組織/人材の消費者理解が表面的で悩んでいる
・インサイトを捉える能力を組織的に底上げしたい
・インサイトに関する教育プログラムを導入したい

このようなご要望にお応えするために、この度デコムでは、「実践型インサイト人材育成プログラム“インサイトフル”」を開発しました。

「インサイトを発見する能力」の開発に必要な11の意識/行動の変容ポイント

「消費者理解の浅い人材」を「インサイトフルな人材」に育成するには、11のポイントに関して、本人の意識と行動の変容が不可欠です。 この11の変容は、11の獲得すべきスキルを意味します。

例えば、次のような変容ポイントです。
・代表値や傾向から発想する → ひとり(n=1)の事実から発想する
・製品を新しくしようとする → 製品ではなく意味を新しくする
・人間のデビルな欲望に目を向けてない→“デビル”と“エンジェル”の欲望の狭間を理解できる
・ニーズとインサイトの違いを理解していない → ニーズとインサイトの違いを理解している
・すぐに結論付けて、答え合わせする → アートで可能性を十分に広げる 

実践型インサイト人材育成プログラム「インサイトフル」の3つの特徴

実践型インサイト人材育成プログラム「インサイトフル」は、企業研修として導入いただける1パッケージ3カ月のプログラムです。

(1)実践力:理論を実践力に変える継続的なプログラム レクチャーとワークショップで構成されたプログラムによって、知識の習得と実践力の向上を実現しています。 ワークショップでは、導入企業独自のテーマ(事業領域や製品カテゴリー)での実施が可能です。

(2)効率的:デコムが保有する大量の消費者情報(n=1)を活用 デコムが展開している消費者情報の有料メディアTrend banK(トレンドバンク)の情報を活用するので、ゼロベースで消費者調査を行う必要がありません。

(3)手軽さ:オンラインで完結する手軽さ オンラインミーティングやクラウドツールを活用し、全てのプログラムをオンラインで完結させています。 国内外のどこにいてもオンラインで参加することができます。 また、ご要望によりオフライン(リアル会場)での実施も可能です。

インサイト&アイデア開発スキルの評価方法について

インサイト&アイデア開発スキルの評価方法について人材育成には、評価基準と評価及びフィードバック方法が不可欠です。
しかし、インサイト&アイデア開発スキルについては、正解/不正解があるわけでもなく、 センスの良し悪しは感覚的なものであって、明確な評価基準を定めるのは難しいのでは?と考えられてきました。

デコムでは20期に渡って、インサイト&アイデア開発スキルの組織的な向上を図るための教育プログラムを提供してきました。 その中で「センスの良し悪し」「筋が良い人とそうではない人」を分かつ観点について、知見を培ってきました。 昨年、その知見を5段階の評価基準と15の評価項目として取りまとめた「ルーブリック評価」を開発しました。

「ルーブリック評価」は、いま教育界で注目され導入が進んでいます。 ペーパーテスト(〇×式100点テスト)では評価できない、アクティブラーニング(パフォーマンス課題)の学習目標の達成度を評価する方法です。

あらかじめ設定された評価基準に従って、評価対象者のパフォーマンスを客観的かつ一貫性のある方法で評価できます。

導入メリットは、主に3つあります。

1)評価者と評価対象者の間で評価基準や評価方法の共通理解を確立しやすく、評価者の主観的な判断による評価バイアスを軽減することができる
2)評価結果に基づいてフィードバックを提供することができ、評価対象者が自己評価や能力改善につなげることができる
3)評価対象者個人のみならず、組織力を評価できるデコムがさまざま企業で実施してきた評価データを用いて、個人及び組織偏差値を算出可能

従来の「インサイトフル」では個人のアウトプットを添削することで、個人個人の理解や課題をあぶり出し、知識の習得と実践力の向上を実現していました。 「ルーブリック」導入により、個人の知識の習得と実践力の向上だけでなく、一人一人が求められているレベルを個人と組織が認識し、現在どのレベルであるかを把握することができるようになります。 組織は実態を正確に把握することができるため、組織全体として取り組むべき課題を明確にすることが可能です。

新評価基準「ルーブリック」導入で組織の実態が見えやすくなった、実践型インサイト人材育成プログラム「インサイトフル」

詳しい内容については、こちらの資料をご覧ください。

▼こちらから資料をダウンロードしていただけます
https://decom.org/download-form?id=2901

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