【連載3回目】デコム入社1年目 ぴかりんの新奇事象と初対面してみた! | 株式会社デコム
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【連載3回目】デコム入社1年目 ぴかりんの新奇事象と初対面してみた!

皆さんこんにちは。金融界からきたマーケティング界の異端児ぴかりんです。

【前回までのぴかりん】
インサイトの調査方法を学びちょっと天狗になっていたぴかりん。しかし、その天狗のお鼻を木端微塵にする上司の発言「ちょっと変わった行動から探すのだ!」
デコム入社一年目 ぴかりんの初心者なりにインサイトを探ってみた

がんばれぴかりん。どうなるぴかりん。ぴかりんの挑戦が始まる。

ちょっと変わった面白行動 その名も「新奇事象」

「ちょっと変わった行動」ってなんだ? 正確にお伝えすると「一人の人しか行っていないであろう、ちょっと変わった行動」だそうだ。

「それをデコムでは、新奇事象と呼ぶ!」
新奇事象1新奇事象2

上でご紹介したような事象を回収して、この行動を行う理由(価値)を考察していくそうです。

デコムでよく使われる具体例としては「マウンテンバイク」。

元々の変わった行動として、若者がオンロード用の自転車を改造して山道を駆け回っておったそうな・・・。その行動に着目したメーカーが「山道用の自転車ってアリじゃね?」となって誕生したのがマウンテンバイク。

皆さんは自分だけしか行っていないであろう行動って何かありますか?

私はあります。「アニメの主人公のコスプレをして、そのキャラクターの登場するアニメを見ながら晩酌をする」です。

初めて会社で発表したとき、調査班の女性に「ほんとにやってるんですか?新奇性高すぎますよ」といわれましたが、本気でやっております。

これやると楽しいんですよ。自分がアニメの主人公になった感じがして、自分の録画を見ている感じになれるんです。言い換えると、自分の録画を見ている感じになれるなら、別にコスプレをしてアニメを観なくて良いです。この欲求、どこかのメーカーが充たしてくれないでしょうか?

はたから見ると、「あ~あの人、へんなことやってんなぁ」という行動でも、何かしらの価値や不満を感じているからこそ、行動に移しているわけですね。

新奇事象を解析して、対象商品と紐づけを行い「潜在的にどんな価値や不満を感じているのか」を見つければ、アイデア完成!というわけですね。

…正直言いましょう。知識増えすぎで頭爆発5秒前です。

ですがまだぴかりんは気づいていなかった。インサイトを語る上での知識はまだまだ足りていなかったのだ。

がんばれぴかりん、負けるなぴかりん。彼の挑戦はまだ始まったばかり。

STEP4に続く>>
デコム入社1年目 ぴかりんの初心者なりにインサイトを活用してみた!