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生活者の「n=1行動」が見放題!「Trend banK」に注目すべき理由

生活者「n=1行動」に注目すべき理由

デコムでは、n=1の行動を「新奇事象」と呼び、とても大切にしています。
「新奇」とは、「目新しく、普通とちがっていること」いう意味で、たった一人しかやっていないような、ちょっと変わった、こだわりの行動のことを指します。

沢山の人に売れる商品やサービスをつくりたいのに、「なぜたった一人の行動に注目するの?」と思われるかもしれません。
例えで考えてみましょう。自社のスポーツジムに通う人を増やしたくて、ジムに通わない人に響くプロモーションを考えることになったとします。ジムに通ってくれない人ってどんな人だろう?と考える際に、定量データで「東京に住む30代の女性で、未婚の方」が多いと分かっているとします。そういう方に響くようなプロモーションを考えようとしても、リアルな人物像のイメージがわかず、企画が行き詰ってしまうのではないでしょうか。

そこでn=1の行動です。「“お金をかけて太ったのに何でお金をかけて痩せないといけないのか”という友人の言葉に強く共感するが、自身の意志が弱いため、仕事中の間食がやめられない女性」に響くようなプロモーションを考えよう、といわれると、より解像度の高い人物の姿や、そういう方に合うプロモーションアイデアが浮かんできませんか?

このようにたった一人しかしていない行動だったとしても、「新奇事象」(n=1の行動)は、誰もがなんとなく感じているような言語化されていない隠れた不満を解消していたり、多くの人が共感する可能性のある新しい価値が含まれていたりするため、大切にし、着目しているのです。

TrendbanKロゴ

「n=1行動」に着目できるとどんないいことがあるの?

このようにデコムではn=1がしている行動に着目をして、こんな不満を感じていそうだな、こんな新路線がありそうだな、と発想を膨らませながら新路線を発見していきます。
そうはいうけれど、「実際にn=1に注目したら、どんなアウトプット(商品・サービス、延いては売上)になるの?」という疑問をお持ちではないでしょうか?

そんな方に「炭酸洗顔」の事例をご紹介させていただきます。
2013年以降、「炭酸入り洗顔フォーム」など、炭酸のシュワシュワ泡で洗顔をすると、美容に良い、気持ちが良いということを謳った化粧品が発売されています。
とても好評だったようで、2020年現在も類似の系統の商品が、美容液、シャンプー、クレンジングフォームにおいても販売されており、今では「炭酸を使った美容法が良い」というのは世の中にすっかり浸透しています。

それまでの化粧品は、優しく肌をいたわってきれいにする「いたわり美容」が常識だったのですが、肌に刺激を与えて自力で復活させる「刺激系美容」という新しい価値と市場が作り出されていったということです。

実は、これ。デコムが2011年に実施した調査で、n=1の行動として出現していました。

炭酸水で洗顔する新奇事象マンガ

上記イラストのように、炭酸水に顔をうずめて、洗顔をしているおばあちゃんがいたんです。

もし2011年に「刺激系美容」という新しい価値を発見していて、他社に先駆けて商品開発につなげていたら…貴社が大きなムーブメントを創れていたかもしれません。

「n=1行動」を一挙に閲覧できるメディア「Trend banK」

炭酸洗顔の事例のように、刺激系美容という「新路線」や「新しいアイデア」につながる価値を含んだn=1行動が、いつでもどこでも読めるのがTrend banKというメディアです。
デコムが提唱する消費者がお金と時間を使う14のカテゴリーごとに、デコムのインサイトアナリストが厳選した事象行動を、毎日読むことができます。

 

TrendbanK表示例

2週間の無料トライアルで、そのすべてをのぞき見することができます。
是非、「Trend banK」をお試しください。

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