皆さんこんにちは、世界の株価より「集まれどうぶつの森」の【かぶ価】が気になる、まいどおなじみぴかりんです。日曜日の午前中しか買うことが出来ないし、一週間たつと腐ってしまうため毎日友人たちと「皆さんの島の【かぶ価】は?」なんてLINEが飛び交うなんともシビアなゲームになりつつあります。
さて、前回の○○テックに引き続き「今更周りに聞けない現代では当たり前マーケティング用語」講座です。
前回までのぴかりん
【連載15回目】デコム入社1年目 ぴかりんの○○テックとインサイトについて語ってみた
偉そうに言ってますが、正直私ぴかりんも復習になっていて大変助かっております。
今回は、「シェアリングエコノミー!」
今では、当たり前になっているスキルや物や場所等々を共有する経済体系ですね。
「シェアリングエコノミーって言葉も内容も知ってるけど導入すると、どんなメリットデメリットがあるのさ?」という方必見です。
まずは、サービス紹介からしていきましょう!
ギブアンドテイクの発想
さて、かなり昔からある「物」シェアリングといえばやはり車ではないでしょうか。
ぴかりんもたま~に運転はしますが、運転するとしても月に1度か2度程度。車を買うには使用回数も少ないし、ガソリン代高いし維持費も・・・なんて考えるとなかなか手が出せません。そんな時にカーシェアリングを使えば好きな時間に好きな分だけ使うことが出来るので非常に便利ですよね。
あと、最近の流行りはお洋服。最近はコーディネーターまでシェアして自分に合った服を提供してくれるそうです。おしゃれに無頓着なぴかりんでも「うわ~ダッサ」なんて言われなくて済みます。
「スキル」でいうと昔からあるのはベビーシッターや家事代行サービスが挙げられますね。家事を初めお子様のお世話等々色々な場面で助けてくれております。さらに最近は家庭教師までお任せできちゃうんだからびっくりですね。
他にも、自分が学びたいことを探してメンターを探すサービスなど様々です。
「場所」であれば、お部屋の賃貸サービスや時間単位でフリースペースを借りられるサービスがありますね。今はほかにも「畑」を貸してくれるサービス等、「場所」のシェアリングも最近は増えてきています。
シェアリングエコノミーメリットデメリット
さぁ、ここまではシェアリングエコノミーの案内をしていきますが・・・ここでメリット・デメリットをご紹介していきます!
まずはメリットから!
なんといっても、余ってる物やスキルを他の人に貸し出すことが出来るので無駄が無くなります。そして、借りる側はそこまでお金をかけずに借りることが出来るし、貸す側は自分が持っているものをシェアするだけなのでお金をそこまでかけずにシェアサービスを始めることが出来ます。
実はぴかりん、ピアノ弾けちゃうんです。「ぴかりん、余った時間でお金稼ぎ出来ないかなぁ・・・。あ、ぴかりんのピアノスキルを元に小学生向けの教室開けちゃうじゃん!」とこうなるわけですね。
電子ピアノを購入しても良し。ピアノがあるおうち限定で出張教室を開講しても良し。パターンは沢山ありますね。このようにしてスキルを誰かにシェアすることが出来ますね。
さて、ここからはデメリット
トラブルが起きた時に対応できないという点です。「ぴかりん、ピアノ習ってるんだけど・・・全然うまくならないんだけど、ちょっとお金返してよ」なんてことになったら大変ですね。企業ならまだしも、シェアリングエコノミーの商品は基本的に一個人ですから・・・。
そして、元々ある既存企業は大ダメージを受けます。車のシェアだと元々のレンタルサービスは大打撃をうけますねぇ。
そして、最大の問題は法整備がまだまだ甘いんです。なのでグレーゾーンでのシェアリングエコノミーもまだ存在しているようで既存市場は大打撃を受ける可能性があります。
シェアリングエコノミーの今と今後
いま、すこーしずつ注目されてきたデコムのサービス「Trend bank」にもシェアリングエコノミーに関する記事が載っていたので紹介していきたいと思います。
これはn=1ではありません。実はTrend bankにはn=1だけの新奇事象だけでなく、最近流行ってきてるよね!レベルの【マイクロトレンド】。社会動向などを図ることが出来る【メガトレンド】が掲載されています。そのうちのマイクロとメガのトレンドをご紹介していきます!
まずはこちら!
フリーランスの美容師さんのトレンドですね。先ほどの【ぴかりんのピアノ教室】のように美容師としての腕前をお客様に提供するトレンドですね。普通の美容室とは違い売り上げ=収益になるのでお互いにwin-winの関係になれますね。
「さっきからぴかりん調子いいことばっかり言ってるけど、実際シェアリングエコノミーってどれくらいすごいのよ」と思ったそこのあなた!Trend banKには巷で流行りのマイクロトレンドだけではなく社会潮流を表すトレンド「メガトレンド」も掲載しています。
そこに載っているのはなんとこんな記事
なんと、提供側の収益は年間1兆円!とんでもない数字ですね。これは2017年のデータなんですが、将来収益を見込んでも2兆6000万円とどでかい数字が推計されていますね。
ですがこの推計・・・。コロナウイルスでこんなことになるとは思わなかった数字ですよねぇ・・・。シェアされるはずだったフリースペースなどの場所や、ベビーシッターさん等直接人がかかわる業務は完全にストップしてしまいました。これから先、どんな風になっていくのか・・・。新たなシェアリングエコノミーが開発されていくのか!?はたまた衰退してしまうのか!?
もしかしたら・・・コロナ禍になったからこそ生まれたインサイトがシェアリングエコノミーの未来を輝かしいものに変えてくれるかもしれませんね!
未来に光を見つける中で、色々ことを学び続けているぴかりん。
がんばれぴかりん、負けるなぴかりん。ぴかりんの成長はまだまだ始まったばかり。
>>>STEP16につづく