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【連載18回目】デコム入社1年目 ぴかりんのDXについて語ってみた

皆さんこんにちは、最近の流行りはポン酢でそうめんのぴかりんです。さっぱりを突き抜けた究極のさっぱりポン酢そうめん。少し冷水でポン酢を割ってあげると食べやすいです。原液で行くとむせるので気を付けてくださいね。

前回までのぴかりん
【連載17回目】デコム入社一年目 ぴかりんのデジタルシェルフについて語ってみた

最近、新型コロナウイルスの影響で色々なものがオンライン化してますよね。
オンライン会議、オンライン飲み会、オンライン合コン・・・いろいろなものが人と会わなくてもあっているように感じさせてくれるそんなツールが溢れてきております。

そんなあらゆるものがデジタルなってきている場面でぴかりん、気になる単語があるんですよね。
それは・・・「デジタルトランスフォーメーション」通称DX

かっこいい~!なんかトランスフォーメーションってかっこよくないですか?(子供かよ)てなわけで今回は、デジタルトランスフォーメーションについてお話していきたいと思います。

ちなみに「トランス(trans)」をXとあらわすからデジタルトランスフォーメーションがDXになるらしいです。

デジタイゼーションとデジタライゼーション

さてさて、まずデジタルトランスフォーメーションというのは一言で言うと「進化するデジタル技術を浸透させて世の中を良くしていこうぜ!」という考えから生まれた言葉です。今、当たり前のように行っていることをデジタルに移行していくことで世の中良くしていこうという流れですね。まさにオンライン会議などが当てはまりますね。

しかし、ぴかりんは気づきました。「え、なんか違うカタカナくっついて出てくるんだけど・・・」
それが「デジタイゼーショ「デジタライゼーション」・・・いったいこれは何なんでしょうか。

さて、意味を調べてみますかね・・・。

どちらもまさかの「デジタル化」

ちょっとちょっと!意味わかんない。絶対意味違うでしょ。しかしデジタルトランスフォーメーションを語るうえでこの二つの違いを知るのは非常に大事なことなんです。

デジタイゼーションの意味はデジタル化、何ですが!デジタイゼーションは一言で言うと「ビジネスのやり方を変えましょうや」になります。つまり、今まで経費申請は【申請書をコピー→金額書く→領収書を貼る→提出する】というような流れだったものをPCなどのクラウド上でやりましょう。というデジタル化をしていくもの。仕事の効率化やコスト削減を行うときにデジタル化を行うときにする行動を「デジタイゼーション」といいます。

一方、デジタライゼーションも「デジタル化」なんですが、デジタイゼーションよりも広い意味でデジタルを取り入れていくということを指します。例えばですが、会社の書類等を双方向で送受信できる環境づくりをするというのはデジタライゼーションです。先ほどのデジタイゼーションと何が違うかというと、デジタイゼーションは企業単体の話ですが、デジタライゼーションは1企業だけでは成立しません。いろいろな企業が導入して初めて価値を得られることをデジタライゼーションといいます。

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションとは「ビジネスの根底からデジタルを使用することで企業のビジネスモデルを変えていく」ことです。

いってみれば、今までできなかったことをデジタルを通じてやってみましょうぜ。という取り組み。例えば、通信販売。今までは当たり前だった、実店舗に行って商品とお金をやり取りするという概念をぶち壊してくれました。他にも動画配信サービス。今まではDVDを借りて延滞が発生しないように期日までに返すというのが主流でしたが、今はどうでしょう「あ、48時間経ったら勝手に見れなくなりますんで」のように借りるをクリックしてから48時間後には勝手に返却。なので延滞金も発生しない。となりました。

このように、様々なところでデジタルが参入し我々の生活を支えてくれているんですね。

さて、皆さん。今の生活はどうでしょうか。オンラインで会議もして飲み会も買い物も何でもできてしまう時代になりましたね。今後、我々の生活はどうなっていってしまうのか。

コロナ禍では、これまで対人の営業を主としていた飲食の業界や、化粧品、アパレル、その他いわゆるサービス業などの業界においては、大きな影響を与えたのではないでしょうか?飲食店でのランチはこれまで、客単価×席数×回転数だったものが、デジタルを駆使したTAKE OUTにいち早くシフトしたことで、席数の縛りから解放されたというピンチをチャンスに変えた事例もあるようです。

また、おうちで〇〇など、お店の味を自宅で楽しめるような通販を始められる飲食店などもありましたね。

コロナ禍はデジタル化の必要性をあまり重視していなかった業界においても、必要性を考えさせざるを得ない状況を作りだしたということで、これからも益々このDXの動きは加速しそうですよね。その場合においても、自分の店舗や商品、ブランド、食事などの行為そのものにどういった価値をお客様が感じてくれているのか、その価値を損なわずにDXを進めるというのが必須なのかなと思います。

何が言いたいかというと、インサイトって大事だな~♪

Trend bankにこのようなマイクロトレンド事象もありました。

アタマカラダジム

これまで認知症の発見や予防などは、面談や病院などでの検査などに人によるものだったのが、アプリで診断とリスク低減プログラム利用者情報もデータ管理までが行えるというサービスです。認知症の早期発見テストなんかは、全13問、およそ10分ほどでわかってしまうそうです!

これも、介護の関わるDXの一つだといえますよね。

また、少し変わった捉え方ですがTrend bankにこのような事象もありました。

スリープテック

睡眠導入までもデジタルテクノロジーにかかればお手の物というわけですね。

これらの技術が組み合わせれれば、介護や看護、そして育児など人がやっていた仕事というのがなくなっていく可能性も現実味をおびてきませんか?DXと聞くと、ビジネスの文脈で使われることが多いですが、、社会的課題の解決にも今後は益々浸透していくのではないでしょうかね?

ここから先の未来は分かりませんが、ぴかりんとしては、やっぱり生身の人が好きというところも強く感じているので、デジタルに頼りすぎず、頼らなすぎずのいい関係を築けていければと思っております。

そして、DXにおいてもインサイトをきっちり捉えていくということが重要だな~とここで再度アピールしたところで今回は締めさせていただければと思います!!

がんばれぴかりん、まけるなぴかりん。ぴかりんの成長はまだまだ始まったばかり・・・

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【連載19回目】デコム入社1年目 ぴかりんのZ世代について語ってみた