INSIGHT LAB

【連載21回目】デコム入社1年目 ぴかりんのグリーンリカバリーについて語ってみた!

皆さんこんにちは、せっかくこんなに家にいる時間が多いなら、部屋を片付けようと意気込んだものの「あ~これ懐かし~」や「あ、この漫画面白かったんだよなぁ・・・」と片付ける前よりも部屋を散らかしてしまったぴかりんです。

前回までのぴかりん
【連載20回目】デコム入社1年目 ぴかりんの働きかたの変化について語ってみた!

個人的にこの現象を「思い出症候群」と呼んでいます。思い出だけではなく、コロナが広まったことによって飲み会や、外泊等々が無くなり個人的に旅行が好きだったぴかりんとしては非常につらい状況です。
握手会もなくなってしまったんですよ・・・、会いにいけない事がこんなにつらいとは思わなかったです・・・。

外出自粛期間を通じて、また明るい日常を取り戻すことを様々な人が心待ちにしていると思います。各国政府も、経済を回復させるために政策を次々に発表しており話題を呼んでおります。

しかし皆様・・・。本当にこのまま以前の生活に戻してしまっても良いのでしょうか?
私、ぴかりん前に戻ってほしくないといっているわけではございません、戻さず改善できることもあるのではないでしょうか?

昨年から様々な地域で猛威を振るっている異常気象。コロナになったこの機会に気候変動対策しちゃおう!と思いませんか?
このようにコロナ危機で停滞した社会を、気候変動を抑え生態系を守りながら立て直そう!と各国も動いており、この考え方のことを「グリーンリカバリー」といいます。

本日は、このグリーンリカバリーについてお話をしていきたいと思います!

グリーンリカバリーとは

先ほどお話した通り、グリーンリカバリーとは「経済活動の再起も大事だけど脱炭素社会みたいな環境問題への取り組みもやろうぜ!」という考え方です。

実は今年2020年は、温室効果ガス排出削減目標の見直し案を提出する初年度でした。
しかし!世界で既に100万人以上もの人を死に至らしめたコロナウイルスの蔓延によるロックダウンを受けて、大気汚染が急激に改善されたのです。

「だったらさぁ、経済活動もそうだけどさ、このタイミングで環境問題もまとめて解決しちゃおうや!」ということでグリーンリカバリーの考えが主にヨーロッパを中心に支持され広まっていきました。

え、我々関係あるの!?って思ったあなた!関係大ありですよ!
今、世界が環境配慮に動いているということで、資家たちも環境配慮をしている会社に投資をしたいと考えます。今後は環境問題への意識が高く何かを積極的に実施できなければ「アフターコロナ」のビジネスシーンではおそらく生き残れないと思います。

改めて考えると、当たり前のことなのかもしれないですねぇ・・・。人間は経済活動を優先させすぎて、住ませてもらってる地球さんに対してひどいことをしすぎたのかもしませんね。

各国のグリーンリカバリーの動き

ヨーロッパを初め色々な国で様々な活動がされてきました。
英国気候変動委員会は、政策提言を発表しております。

1.建築物の低炭素化
2.植林や泥炭地の回復、クリーンインフラ構築
3.交通や暖房システムの電動化支援を通じて、エネルギーネットワークを強化する
4.徒歩やサイクリング、リモートワークの為のインフラ構築
5.サーキュラーエコノミーへの移行

また、ニュージーランド政府はリサイクルインフラに1億2400万ドルの投資を発表しました。また廃棄物税というのがあるのですが、こちらを増税して資源回収と廃棄物削減の促進を目指しております。

日本でも、8月に小泉環境相が気候危機、環境対策を見据えた新型コロナ禍からの復興を促進する国際連携プラットフォームを立ち上げました。【グリーンリカバリー】という言葉は使っていませんが「Sustainable and Resilient Recovery from COVID-19」を掲げています。同日公開された「Platform for Redesign 2020」には現在26か国が情報を開示しております。

「とはいっても、何に取り組んだらいいかなんてすぐわかんないっす」と思っているそこのあなた!

デコムでは最近、こんなプログラムを立ち上げました。その名も「Research-for-good」!
リサーチフォーグッド
国内外の社会問題に関して、n=1起点で今後の貴社が取り組むべき課題を創出いたします!

環境問題だけではなく、SDGs絡みの「貧困」であったり「教育」などもテーマに調査することが出来るので気になる方は、早速資料ダウンロードしてみましょう!(よっしゃうまく締めたんじゃね!笑)

世界各国が注目している環境問題。これを機会に皆さんも自分が出来る地球にできる優しい活動を考えていただければと思います。小さいことからでもOKです。デコムでもたった一人の行動から今までヒット商品を生み出してきました。もしかしたらあなたしか行っていない行動が社会を巻き込むビッグウェーブを生み出す・・・かもしれません!

環境問題という大きな壁に直面した人類。その中で必死にもがきながらも様々なことを発信するぴかりん。
ぴかりんの成長=人類の成長につながっているのかもしれませんね。(いやいやいやいや・・・)

がんばれぴかりん、負けるなぴかりん、ぴかりんの挑戦はまだまだ始まったばかり。